コロー光と追憶の変奏曲@神戸市立美術館③青い服の婦人
2008年 10月 22日

コローには珍しい同時代の服装の女性像ですが、このモデルは画家お気に入りにエンマ・ドビニーである可能性があるとか。
ともかく、この絵は凄い。
ふくよかな婦人の二の腕に先ず目がいくのですが、コローの色と筆使いがこれまたふくよか。
私は、この女性がエンマ・ドビニーだとすると・・・・
愛しいドビニーを年老いた画家コローがふくよかな青色と彼のタッチでやさしく包み込んでいる。
人物と絵画の正面性を何気なくずらしたポーズもまた良し。それによって、私はこの女性に投げかける画家のやさしい眼差しを感じるのですが。

