当美術展の最初の方にあったアンリ=ジョゼフ・アルビニー作の「セーヌ川とサマリテーヌ浴場の眺め」という作品がありました。
サマリテーヌというと、どうしても先ごろ閉鎖されたパリの老舗デパートですが、サマリテーヌ浴場というのは知りませんね。左岸のクリュニー浴場跡は良く存じ上げているんだけど。
確か、この地に17世紀頃、セーヌ川の水を汲みルーブル宮やチュイルリー宮に提供していたポンプ場があり、そもそもその水汲み場の名称サマリテーヌに由来してデパートの名称が決まりました。
まあ、パリは、その昔、古代ローマ帝国の一部となっていた由、サマリテーヌに浴場があっても不思議ではないか。