淀川リバーサイドウォーク⑦城北ワンド

ワンドとは淀川本流とつながっているか、水が増えたときにつながってしまうような場所を言うそうな。ワンドの語源ははっきりしていないようですが、「入り江」や「川の淀み」「淵」のことをワンドと読んでいる地方があることから、淀川でもワンドと呼ぶようになったようです。

今回淀川を歩いていて、赤川鉄橋と菅原城北大橋周辺の河畔は草木が生えていて、ここが大阪市内であることを忘れてしまうほどの大自然的景観を見せていたので、ほんの少しですが散策してみました。

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釣りをしたり、バードウォッチングしたり、あるいはバーベキューしたり思い思いに多くの人がゆったりと「ワンド」の自然を楽しんでおられました。

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ワンドの中を逍遥していると、道の両側のブッシュが背丈より高いところもあり、ちょっとした冒険気分に浸ることができます。

ワンドはもともと、治水や水運のために人がつくったものに土砂がたまり草木が生えてできたとのこと。今では天然記念物のイタセンパラやアユモドキなど、50種類もの淡水魚が棲みついているほか、多くの野鳥が生息しています。

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夏は蒸し暑く草が生い茂りヘビも出てきそうで(笑)、あまり歩いてみたいという環境ではないのですが、これからの季節、ワンドの中を歩いてみるのなかなかいいですね。
by tetsuwanco | 2008-09-30 23:04 | ちょっと遠出

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by てつわんこ
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