シャガール展@兵庫県立美術館(2)街の上で(1914-18)

「街の上で」(1914-18) 故郷の街の上をふわふわと浮かぶ二人、シャガール とベラ。ベラが花束を持って、シャガールの所へやって来てくれた時の空を飛ぶような喜びの想いを描いた絵。

シャガール展@兵庫県立美術館(2)街の上で(1914-18)_b0063958_651839.jpg


画面左下にはおばちゃんがおしりを出しておしっこをしているのがみえます。当時、シャガールの故郷のヴィテブスクでは、(おしりをだして用を足す)この様な姿は、日常、誰もが目にする光景だったそうな。

ところで、シャガールの故郷であるヴィテブスク。ユダヤ人コミュニティが発達しているところだそうで、ヴィテブスク出身の芸術家に彫刻家のオシップ・ザッキンがいます。彼もユダヤ人でした。あの「野山を歩くファン・ゴッホ」のアーティストですね。

シャガール展@兵庫県立美術館(2)街の上で(1914-18)_b0063958_6531828.jpg

by tetsuwanco | 2008-09-17 06:46 | アート

京阪神の地域密着情報を中心に情報提供します


by てつわんこ
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31