秋のバロックコンサート@甲東ホール 西宮
2008年 08月 31日

プログラムの最初は、イタリア初期バロックの巨匠モンテヴェルディとイタリアに学んだ成果をドイツ語作品において結実させたシュッツの作品を重唱で。
続いて、歌手にして女流作曲家ストロッツィの衝撃作「私の涙」、ベルギーで活躍したフィオッコの知られざる名曲「エレミアの哀歌」、北ドイツオルガン楽派の巨匠ブクステフーデのカンタータ「主に向かって歌え」で前半を締めくくり。
後半はJ.S.バッハのカンタータからオーボエ・オブリガード付きのアリアや小品などを充分楽しむことができました。
そして、プログラムの最後を飾ったのは、聖週間の修道院の聖務日課のために作曲されたクープランの「ルソン・ド・テネブル第3」の典雅な二重唱。
歌手と楽器が音楽のための「器」となりきって、各々の作品の魅力がうまく伝わり、充分堪能することができました。
皆素晴らしい演奏だったのですが、歌手ではザ・タロー・シンガーズに所属している北爪かおりさん、とびきり秀でておられましたね。
秋のバロックコンサート
8月31日(日) 午後2時
甲東ホール(阪急今津線甲東園駅すぐアプリ甲東4F)
ソプラノ 秋田美喜子 五十嵐美穂 北爪かおり
里山 幸 鈴木 芳 緋田 芳江
カウンターテナー 浦田健一郎
バス,リュート 緋田 吉也
オーボエ 赤坂 放笛
ヴィオラ・ダ・ガンバ 大西 万喜
チェンバロ 吉竹百合子
◆C.モンテヴェルディ(1567-1643)
「いとも優しき今日のそよ風」 秋田美喜子 五十嵐美穂 北爪かおり 里山 幸 鈴木 芳 緋田 芳江 浦田健一郎
「主に向かって歌え」 秋田美喜子 鈴木 芳
「麗しきかな」 里山 幸 五十嵐美穂
◆H.シュッツ(1585-1672)
「おお、愛する主なる神よ」 五十嵐美穂 里山 幸
◆C.モンテヴェルディ(1567-1643)
「ああ、甘さは苦しみである」 浦田健一郎
◆B.ストロッツィ(1619-1664?)
ラメント「私の涙」 五十嵐美穂
◆J-H.フィオッコ(1703-1741)
「エレミアの哀歌」北爪かおり
◆D.ブクステフーデ(1637?-1707)
「主に向かって歌え」秋田美喜子 緋田 芳江 緋田 吉也
~休憩~
◆J.S.バッハ(1685-1750)
「クリスマス=オラトリオ」BWV.248より
「私の救い主よ、あなたの御名は」 里山 幸 五十嵐美穂(Echo)
「全地よ、神に向かいて歓呼せよ」BWV.51より
「志高者よ、あなたの恵みを」 里山 幸
アンナ・マクダレーナの音楽帳 第2巻より
「あなたが側にいれば」BWV.508 浦田健一郎
ジョバンニーニのアリア BWV.518 浦田健一郎
「暁の星のいと美しきかな」BWV.1より
「満たしたまえ、神の聖なる炎よ」緋田 芳江
「我を愛するものは、わが言葉を守らん」BWV.74より
「来てください、私の心は」 鈴木 芳
「目覚めよと呼ぶ声あり」BWV.140より
「私の友は私のもの」 鈴木 芳 緋田 吉也
「わがうちに憂いは満ちぬ」BWV.21より
「ため息、涙、憂い、苦しみ」 秋田美喜子
「来てください、イエスよ」秋田美喜子 緋田 吉也
◆F.クープラン(1668-1733)
「聖水曜日のルソン・ド・テネブル」より
「敵はその手をのばし」 北爪かおり 鈴木 芳

