週末の金沢1泊2日旅(25)兼六園:徽軫灯籠
2008年 06月 21日
国の特別名勝に指定されている兼六園は、広さ約3万坪、江戸時代を代表する池泉回遊式庭園。
造成されたのは1676年に当時の第五代加賀藩主だった前田綱紀が最初。その後1759年の宝暦の大火で焼けたものの再興され、第13代加賀藩主・前田斉泰の手によってより拡張されて、現在のような姿になったとのこと。
徽軫灯籠が虹橋のたもとにたたずむ霞が池、兼六園を象徴する優美なその風景はすっかりお馴染みでしょう。
この徽軫灯籠この片脚が短いというのが、一般的な印象ですが、少なくとも江戸時代までは、名前の徽軫(琴柱)のとおり両方の脚の長さは同じで、一八七二~九四(明治五~二十七)年の間に、現在のとおり片脚が短い姿になったそうな。