錦天満宮

私は、錦市場の東のつきあたり、新京極通との交差点にある錦天満宮が好きです。どうしてかというと、狭い境内にいろいろ面白いものがあって、ある種、ワンダーランドになっているから。



ですから、このあたりに来ることがあると、ついつい寄ってしまいます。

縁起によると、平安中期に創建され、天正15年（1587）、豊臣秀吉の都市計画によりこの地に移されたとされるそうな。

どんなワンダーがあるかというと、

ワンダーその１：「からくりおみくじ」。
お社の前にいくつか「からくみおみくじ」がありますが、なかなか手が込んでいて（笑）。たとえば、人が近づくと、神楽が鳴り出して獅子舞が踊り始め、コインを入れると獅子がおみくじを選んでくれる・・・。私が知る限り、これだけの「からくりおみくじ」があるのは日本でもここだけじゃないでしょうか。



ワンダーその２：錦小路通の寺町と新京極の間にある鳥居
この鳥居は1935年（昭和10年）に建てられたものなのですが、その後に両側にビルが建てられたため、ビルの中に一部がめり込んでしまっています。なんと罰当たりな（笑）。ちょっと昔でしたら、ビルにうどん屋が入居していまして、ビルの中からめり込んでしまった様子が確認できたものなんですけど。ちょっと残念。



なお、それ以外にも、境内には京の名水にも選ばれた「錦の水」や、水槽に入れられた錦鯉などなど。