藤本由紀夫展 philosophical toys[哲学的玩具]」展
2007年 07月 22日
![藤本由紀夫展 philosophical toys[哲学的玩具]」展_b0063958_9522962.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/200707/22/58/b0063958_9522962.jpg)
どんなものかと言いますと、オルゴールなどを用いたサウンド・オブジェといったらいいのかな。視覚的なものと聴覚的なものとの融合というか、ひと言でいうのは難しい(笑)。まあ、体験していただくのがいいのかな。
同じ「視覚と聴覚」を扱ったものというと、兵庫県立美術館でも取り上げられた原田和夫さんのシテロ・イホスが思い出されます。オルゴールだと、そもそも「音楽」が流れるということと、どんな音が出るか想像できるのですが、それに対し原田さんのシデロ・イホスだと、どんな音がでるか想像できないこと、「音」を出したり、「音楽」を紡ぎ出すのに芸術の客体側の主体性がより強いというところから、私は、原田さんのシテロ・イホスの方をより高く評価したいところです。
原田和男 シデロ・イホス
![藤本由紀夫展 philosophical toys[哲学的玩具]」展_b0063958_9524783.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/200707/22/58/b0063958_9524783.jpg)
会期:2007年6月30日[土]8月5日[日]
休館日:水曜日
開館時間:午前10時-午後5時(入館は午後4時30分まで)
入館料:一般500円/高大生300円/小中生200円
ところで、どういうわけか、今、関西各地で藤本由紀夫展が開催されています。どうしてだろう。ご興味のある方は、そちらもどうぞ。
藤本由紀夫 +/-
2007/7/7~9/17
国立国際美術館
藤本由紀夫展
2007/7/14~9/24
和歌山県立近代美術館