六甲山で見られるとは! 「シイノトモシビダケ」
2007年 06月 29日


ところで、この「シイノトモシビダケ」、もちろん、どこでも見れるわけではなく、落葉高木であるシマサルスベリの老木に生えているとのこと。根元付近や枝の朽ちたくぼみには現在、高さ2センチ程度のものが50本ほど見られ、昼間は薄茶色だが、辺りが闇に包まれると淡い緑色の光を放つとのこと。
珍しさから持ち帰る人もいるらしく、有志による見回りも行われているそうな。
湿度の高い梅雨時に現れ始め、数日間のサイクルで枯れては生える。秋雨前線の影響で9月ごろ再び見られる年もあるとのこと。
なお、このキノコは、ホタルと同じ「ルシフェリン」という物質を持ち、酵素反応によって光るとのことです。