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小小心縁(2)

福建料理は、薄口醤油よりも透明度の高い白醤油を使うこと、新鮮な海の幸をふんだんに使用すること、中華の多くが素材を油通しするのと異なり湯通しすることから、中華料理のなかでも淡白な味で、一般的に日本人の舌に合っているといわれています。
広東料理と少し似ていると言えますが、広東料理が洗練された味を誇るなら、福建料理は素朴な味わいを多く残しています。辛くなく、あっさりとし、香料もあまり効いていません。名物料理として「仏跳墻」が有名ですけど、まだトライしたことありません。神戸では、この「少々心縁」や「順徳」なんかでもメニューに挙がっているので一度試してみようかなと思うのですが、やっぱり値段がねえ(笑)。

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これ、前菜です。ピータンはやや味が淡く一般向きか。私は、もう少しねっとりしたほうが好みなんですけど。蒸し鶏は合格。ところで、良い意味不思議な味だったのが、豆腐を漬け込んだようなものがあったのですが、個性的で美味。しいて言えば、台湾などで良く食べられている「臭豆腐」をちょっと食べやすくアレンジしたようなという感じでしょうか。

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貝柱の福建風お好み焼き
韓国のチヂミに似ていますね。なかなか美味。中の具は季節によって多少変更されます。たとえば冬だと牡蠣だとか。

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空芯菜の炒め物

茎の中が空洞になっている事から、空芯菜と呼ばれ中華圏の南方でよく食べられる野菜ですね。私は、これに目が無い。あまり、高級レストランで空茎菜を炒めただけ出すところはなく、だいたい一般庶民の普通食堂や屋台なんかでよく見かけるメニュー。
by tetsuwanco | 2007-06-14 12:45 | グルメも文化!

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by てつわんこ
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