伊勢の旅(8)こちらは表名物? 赤福本店の赤福
2007年 05月 08日

初代治兵衛は江戸時代中期、宝永4年(1707年)に伊勢神宮内宮の五十鈴川のほとりで餅屋を始めたとのことで、今年は、めでたく創業300年!ですね。
白く柔らかい餅(もち)に、餡(あん)をのせた赤福餅。赤福の名の由来は、「赤心慶福」―まごころ(赤心)をつくすこと、素直に他人の幸せを喜ぶことが出来る(慶福)―の二文字から成り立っているそうな。餡の上につけた三筋の形は、神宮神域を流れる五十鈴川の清流を、白いお餅は川底の小石をあらわしているとのこと。
もちろん、赤福本店では、作り立ての「赤福」をいただけます。ここまできたら、人ごみに負けずに、作り立てを食べなきゃね。赤福餅(3個入)と番茶のセットで280円。

ところで、赤福本店に行ったら、見逃して欲しくないのが、店先にある独特の形をした朱色のかまど。このかまどは、火の神様である「三宝荒神(さんぽうこうじん)」を造形化し、三つの釜をすえたものだとか。赤福本店では、朝4時に竈に火を入れお湯を沸かします。

なお、このかまどのことを詠んだ句を刻んだ句碑が、赤福本店の庭先にあります。「巣燕も 覚めゐて四時に 竈焚く」
赤福本店を訪れた俳人の山口誓子が、開店前の準備風景を見て詠んだものだそうです。
季節柄、つばめが本店周辺の軒先に巣を作って忙しく飛び交っていました。
赤福本店
■営業時間
営業時間:午前5時から午後5時まで(繁忙期時間変更有)
■定休日
無休
■住所・電話番号
三重県伊勢市宇治中之切町26番地
TEL 0596-22-7000

