宮水発祥之地から南徒歩十数分のところにある白鹿の酒ミュージアムの敷地内に、美しい洋館が残されています。
この住宅は、明治21年(1888)に白鹿の名で知られる「辰馬本家酒造」の南辰馬家の初代当主・喜十郎が大工・に命じ、神戸の英国領事館を模して建てたものと伝えられています。この建物は、日本人が初めて建造して住んだ洋館だそうです。洋館ながらやはり日本人が住み生活する住宅なので、和室もある和洋折衷様式が特徴になっています。簡素ですが、広いベランダの列柱・窓廻りの額縁など、明治らしい雰囲気を持っています。兵庫県指定文化財。
場所:兵庫県西宮市浜町8-5
撮影:平成19年4月15日