武田尾温泉「マルキ旅館」でぼたん鍋(2)マルキ旅館
2007年 02月 19日

正確には「キ」の字に○で囲んでマルキ旅館。実際、水上氏もこの旅館に滞在し、「櫻守」を執筆されたとか。
近くには、櫻守こと笹部新太郎博士ゆかりの亦楽山荘があり、春になると桜が山一体を桜色に染めます。あと2ヶ月ぐらいでしょうか・・・

鄙びたほんとうにいいところで、都会の喧騒を忘れてのんびりとした日曜日を堪能することができました。マルキ旅館は、武田尾温泉に4軒ある旅館のうち最もメジャーなんですが、それでも川沿いにひっそり佇む鄙びた宿といった風情で、華やかさや豪華さとは無縁のしっとり落ち着いた古旅館であります。

この旅館の名物温泉は自然の岩を掘って造られたレトロな岩窟温泉なんですが、最近、展望のよい露天風呂ができていました。もちろんどちらも堪能いたしました。
通常男女別の露天風呂は貸切り利用できるのですが、入口を開けた途端目の前に雄大な自然が広がります。開放感たっぷりの広々とした湯船にゆったり足を伸ばすと、1日こうしておきたいという気になりました。

岩窟風呂の方はレロトなその怪しさが面白い(笑)。湯は無色透明無味無臭。残念ながら循環なんですが、塩素臭が全く感じられないのは有難いところであります。

なお、専用露天風呂付のお部屋は又の機会にでも。