武田尾温泉「マルキ旅館」でぼたん鍋（１）武田尾温泉

昨日、日帰りで西宮市と宝塚市の境に位置する武田尾温泉に行って参りました。六甲近辺ですと圧倒的に有馬温泉が有名なのですが、武田尾は、武庫川渓谷に抱かれた秘湯といった赴きであります。

その歴史は古く、豊臣方の落武者武田尾直蔵が、薪拾いの途中で猿に導かれて発見したとの言い伝えもあります。確かに、最寄り駅であるＪＲ武田尾駅には「サルに注意」という表示がありました（笑）。ＪＲ大阪駅から福知山線で40分少々というロケーションなのですが、ほんとうに奥深い自然を実感できます。ＪＲ宝塚駅から武庫川沿いに走っていくとあっという間です。

JR福知山線の武田尾駅に降り立ってすぐ目に飛び込んでくるのは、武庫川の渓谷を望む山あいの風景。



さらに駅のホームの半分が橋の上、もう半分がトンネルの中にあることにも驚かされます。





駅から、武田尾温泉の旅館までは歩いて7分ほど。実は、2004年の台風23号でこの武田尾温泉も大きな被害を受けて、今でも1件、旅館が開業できていない状態。つり橋も流されてしまったのですが、最近つり橋が復活、便利になりました。