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雛飾りの変遷 明治、大正、昭和・・・

3月3日の雛祭りはまだ先の話なんですが、先日足を運んだ伊丹の旧岡田家住宅に明治、大正、昭和の雛飾りが展示しており、比較してみるとなかなか面白いことに気がつきました。

もともと雛飾りは2人だけの内裏人形から嫁入り道具や台所の再現、内裏人形につき従う従者人形たちや小道具、御殿や檀飾りなど急速にセットが増え、スケールも大きくなってゆくのは江戸末期から明治にかけてとのこと。その後も少しずつ変化しているのですが、その変化の大きな流れとして、お内裏様の2人が宮中の建物の中に鎮座しておられたのが、だんだんと、表に出てくるようになってきています。昔は文字通り「お内裏様」で、一般庶民とは隔絶された御簾の中のミステリアスな存在。お顔を拝見するのも困難だったのでしょう。今は、お顔もちゃんと拝見できてもう「お内裏様」ではありませんね(笑)。

さて、平成になって今後、どのような雛飾りの変遷を見せるのでしょうか。

雛飾りの変遷 明治、大正、昭和・・・_b0063958_7252817.jpg

                  ↑明治時代の雛飾り

雛飾りの変遷 明治、大正、昭和・・・_b0063958_7254819.jpg

                  ↑大正時代の雛飾り

雛飾りの変遷 明治、大正、昭和・・・_b0063958_7264373.jpg

                  ↑昭和の雛飾り
by tetsuwanco | 2007-02-12 07:26 | たわごと

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by てつわんこ
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