神戸市混声合唱団 うはらの郷コンサート@東灘区民センター・うはらホール
2007年 01月 28日

チラシには、信長貴富氏の「初心のうた」よりと記載があり、ひょっとして、一度生で聴いてみたかった「とむらいのあとは」が聴けるかなと思って出かけたのですが・・・。
当日プログラムを見ると、
「えっ!」
信長作品は1曲もなく、代わりに、新井満氏作詞・作曲の「千の風になって」がプログラムに載っておりました。
恐るべし。紅白歌合戦の力(笑)。「とむらいのあとは」より、「千の風になって」の方が受けるという判断なのでしょう。たぶん。
まあ、「千の風~」も良い曲なんですが、ちょっとがっかり。
今回特に面白いと思ったのは、宮沢賢治作詞、山田夏精作曲の「市場帰り」。
なかなか楽しい曲です。沖縄音階を思わせるような快活なリズムのピアノ伴奏と共に市場での人の賑わいを巧みに描写。
なお、作曲の山田夏精(カセイ)とはヤマカズ先生こと指揮者の山田一雄氏。
(プログラム)
乾杯の歌 ヴェルディ作曲
春の声 J.シュトラウス作曲
トリッチトラッチポルカ 門えりお作詞 J.シュトラウス作曲
鉾をおさめて 時雨音羽作詞 中山晋平作曲
箱根八里 鳥居枕作詞 滝廉太郎作曲
童謡メドレー「いつの日か」
しゃぼん玉、揺籠のうた、証城寺の狸囃子、汽車のうた、みかんの花咲く丘、赤とんぼ
追悼歌 北山冬一郎作詞 團伊久磨作曲
献呈 Hv.ギルム作詞 R.シュトラウス作曲
君こそわが心のすべて F.レハール
市場帰り 宮沢賢治作詞 山田夏精作曲
おんがく まど・みちお作詞 木下牧子作曲
鷗 三好達治作詞 木下牧子作曲
千の風になって 新井満作詞・作曲
歌の翼に H.ハイネ作詞 F.メンデルスゾーン
翼 武満徹作詞・作曲
翼をください 山上路夫作詞 村井邦彦作曲
アンコール ヨハン・シュトラウス「こうもり」より「乾杯の歌」