ヨーゼフ・ヘルメスベルガー2世没100年

2007年は、没後100年ということで、今回のウィーン・フィルのニュー・イヤー・コンサートでも取り上げられたヨーゼフ・ヘルメスベルガー2世(1855-1907)ですが、私は、全くと言っていいほど存じ上げませんでした。ヴァイオリニスト兼作曲家であったとのことですが、ウィーンフィルのマーラーの後の主席指揮者だったとのこと。

同じヘルメスベルガーでしたら、初代ウィーンフィルのコンマスとして活躍したゲオルグ・ヘルメスベルガー(ヨーゼフ・ヘルメスベルガー2世のお爺ちゃん)の方がピンとくるんですけどねえ。彼のほうは、シューベルトと1810から1812年の間、宮廷少年合唱団員として一緒に歌っていたってことや、ヘルメスベルガー四重奏団を結成したとかで・・・。

それでも、彼が作曲したポルカ「軽い足どり」は、何かと地味な今回のニューイヤーの演奏曲の中ではなかなか印象に残った1曲でした。彼の代表曲なんでしょうか。

早速というかとりあえず、マルコポーロから、ヨーゼフ・ヘルメスベルガー作品集が出ているようなので予約いたしました。今回のプログラムで入っていました「妖精の輪舞」と「軽い足どり」も収録されています。

ヨーゼフ・ヘルメスベルガー2世没100年_b0063958_9425735.gifヘルメスベルガー:ウィーンのワルツとカドリール(マルコポーロ)
演奏:ゲッティンゲン・シンフォニー・オーケストラ
指揮:クリスチャン・シモーニ
by tetsuwanco | 2007-01-07 09:43 | 旬のクラシック

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by てつわんこ
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