もし、子ども時代にこの本に出会っていたら、私はオーケストラへの道を歩んでいたかも(笑)。
いつも正装してきちんとステージに並んでいるオーケストラの団員がひとりひとりみんなどんな人なのが、どんなふうに仕度をして舞台に集まってくるのか、その秘密を解き明かしてくれるのですが、団員を見つめるまなざしがとても暖かい。
子どもを将来、クラシック音楽の道に進ませたいという野心を持っている親御さん。クリスマスプレゼントには間に合わなかったけど(笑)。お薦めです。
作:カーラ・カスキン
絵:マーク・サイモント
訳:岩谷時子
すえもりブックス