クリスマスツリー
2006年 12月 11日
あっという間に、12月も3分の1が過ぎちゃいました。この分だと、クリスマスもあっという間に来ちゃうんでしょう。私が住んでいる神戸では、恒例のルミナリエも始まり、クリスマスモードも高まって参りました。
ところで、神戸には、カナディアン・アカデミーやマリストなど西欧をルーツとするいわゆる外国人学校が結構多いのですが、そのいずれもが、クリスマスツリーを飾っておりません。そういえば、私が2年間住んでおりましたパリの公立学校なんかでもクリスマスツリーを飾ることはありませんでした。
どうしてかというと、宗教上の理由からであります。そのルーツはキリスト教であろうとなかろうと必ずしも生徒さんはクリスチャンということありませんね。昨年でしたか一昨年でしたか、フランスの公立学校で、イスラム教徒の女の子が宗教上の理由からスカーフをするのを禁じたことが問題化しておりましたが、フランスで禁止しているのは、公立学校にイスラム教的要素を持ち込むことのみを禁じているのではなく、キリスト教的要素も極力排除しようとしているのであります(この件については、学校側は宗教的要素を排除すべきでしょうが、生徒さんの宗教的習慣まで禁止するのは×だと考えています)。そういう姿勢は、日本の国の外国人学校でも当てはまるわけで・・・
結構、クリスマスツリーが公立施設や準公立施設なんかに何気に設置されているのを見て、日本人はこういう宗教的問題にあまりにも鈍感だと感じるこのごろであります。
なお、神戸ルミナリエがクリスマスまで開催されないのは、警備上の問題に加え、クリスマスと無縁で非宗教的イベントであることを強調したいがためである由とのことです。

