うたとリュート、ガンバでつづる安らぎのクリスマスコンサート イングリッシュ・キャロル
2006年 12月 10日
本日、兵庫県立芸術文化センター小ホールで行われた標記の古楽のクリスマスコンサートに足を運んで参りました。クリスマスに因んで「イングリッシュ・キャロル」と題し、エリザベス朝“黄金時代”のはやり歌から、「賛美歌」=キャロルを中心に、初期バロックの名曲までを堪能。ヴィヴラートを極力ひかえた当時の歌唱法による歌にリュート、そして同じくヴィオラ・ダ・ガンバという取りあわせで、色々なアンサンブルを楽しむことができました。
ソプラノの平井満美子さんとリュートの佐野健二さんは関西を拠点に活躍され、これまで、何度か実演に接することで、実力は充分承知しておりました(ちなみに、お二人はご夫婦)。今回も期待に違わないすばらしい演奏でありましたが、特筆すべきは、平尾雅子さんであります。彼女の実演に接するのは全く初めてだったのですが、彼女のプロフィールによると、欧州でヴィーラント・クイケンやジョルディ・サヴァルに師事。在欧中、サヴァル率いる「エスペリオンXX」のメンバーとして活躍されたとか。「なるほど」合点致しました。
すべての演奏が素晴らしかったのですが、白眉はやはり、最終曲のパーセルの「バラの館より」でしょうか。
詳細は追々と。
◆うたとリュート、ガンバでつづる安らぎのクリスマスコンサート イングリッシュ・キャロル
◆12月10日(日)
兵庫県立芸術文化センター小ホール
ソプラノ:平井 満美子
リュート、アーチリュート:佐野 健二
ヴィオラ・ダ・ガンバ:平尾 雅子
◆プログラム
《イングリッシュ・フォークソング》
グリーンスリーブス (ソプラノ、リュート、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
アニー・ローリー (ソプラノ、リュート、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
柳の園にて (ソプラノ、リュート)
スカボロ・フェア
《トビアス・ヒューム(1569頃~1645)》
やさしくさわって (ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソロ)
ご夫人のお気に入り (ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソロ)
《ジョン・ダウランド(1563~1626)》
流れよ わが涙 (ソプラノ、リュート、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ファンシー (リュート・ソロ)
わが恋人が泣くのを見た (ソプラノ、リュート)
語れ真実の愛 (ソプラノ、リュート、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
《イングリッシュ・フォーク・キャロル》
愛は蘇る (ソプラノ、リュート、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ウェックスフォード・キャロル (ソプラノ、リュート、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
天使ガブリエル (ソプラノ、リュート、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
東国の三人の王 (ソプラノ、リュート、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
そっと揺らして (ソプラノ、リュート、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
《クリストファー・シンプソン(1605頃~1669》
プレリュード(ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソロ)
ディヴィジョン (リュート、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
《ヘンリー・パーセル》
つかの間の音楽(ソプラノ、リュート)
ほら あの人が僕から逃げる (ソプラノ、リュート、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
グラウンド (リュート・ソロ)
シャコンヌ (リュート、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
バラの館より (ソプラノ、リュート、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
*アンコール曲
松明を持って(フランスの古いノエル)
The First Noel(フランスの古いノエル)

