雨の金沢(8)金沢の夜を楽しもうと思ったら倫敦屋酒場へ
2006年 12月 10日
◆倫敦屋酒場HP
金沢の片町の繁華街の狭く暗い路地を進むと、いい雰囲気を醸し出している煉瓦造りの外観が見えます。トンネルを抜けるとそこは『雪国』だったという有名な小説の冒頭がありますが、扉をあけるとそこは「アイルランドのバー」であったというようになるのでしょうか。アイリッシュな香りが漂う空間に迷い込んでしまったという感じになります。

バー・カウンターは平成15年に改装したそうな。英国の設計士がプロデュースしただけあって、調度品から内装に至るまで、エジンバラあたりの高級ホテルのバーといった趣であります。女性同士でも入りやすいお店ですね。そのあたりマスターも心得ていて、丁寧にアドバイスしてもらえます。

なお、このお店35年前にオープンしたのですが、その部分も残されていて、そのコーナーは、まるでバーミュージアムのようであります。天上には1944年からの洋酒ノベルティのトレーがびっしりと貼り付けられ、その壁自体にはウィスキーのミニボトルが2000近くも並べられて目移りしてしまいます。

作家山口瞳も贔屓にしていたというお店で、このお店のトレーは、山口瞳さんがモチーフになっています。

さてお酒ですが、もちろん色々なものが充実しまくっているのですが、鮮度を落とさないようにわざわざ空輸するギネスビールやマッカランやアイルオブジュラなどのモルトがお薦めかな。といいつつ、私名、タルモア・デューとボウモアをロックでいただきました。
ロックをオーダーすると、氷は大きな球体のものが出て参ります。昔、サントリーのオールドだったかのコマーシャルでこの氷が登場しましたね。ひょっとしたら、このお店で撮影したのかな。もちろん、この丸くて大きな氷は、お酒を冷たく保つのと、水で薄まらないようにという配慮。それにしても、このボールのような氷どうやってつくるんだろう。


