リスト:ハンガリー狂詩曲第2番 君は知るや、「トムとジェリー」の爆演を!
2006年 12月 04日
先日、久々にこの曲の実演を横山幸雄さんのピアノで聴きました。何度も耳にした曲なんですが、これぐらいアクロバティックな曲ですと、実演を「見て」いても大変楽しいものであります(笑)。
ところで、皆さん、メイド・インUSAのアニメで「トムとジェリー」をご存知でしょう。何かしらの理由で、猫のトムがネズミのジェリーを追いかけ、いつも逆に猫のトムがコテンパンにやられちゃうという猫のトムには誠に可愛そうな毎度御馴染みのストーリー展開。まあ、いつも「仲良くけんかしている」のであります(笑)。
そのシリーズの中に、「トムとジェリーのピアノ・コンサート」というのがありまして、トムがジェリーに邪魔をされながら、リストのハンガリー協奏曲第2番を立派に演奏しているのであります(笑)。1年ほど前にレンタルして、トムの実演を見たのですが、横山幸雄さんも真っ青になりそうな素晴らしい演奏で(笑)、本当のところ誰の演奏なのかわからないのですが、トムの指の動きが実際の指の動きをかなり忠実に再現しており(たぶん)、いたく感動しております。アニメといって馬鹿にすることなかれ。なんと、このアニメは、オスカーを獲得しているのであります。ディズニーも、ミッキー・マウスが指揮者となり、ドナルド・ダックが台無しにしてしまうというパターンのオケものがありましたが、軍配は「トムとジェリー」の方にあげさせてもらいます。最後は、かわいそうに、聴衆から拍手喝采を浴びるのはトムではなくジェリーなんですが(笑)。クラシックファン必見のアニメであります(笑)。「のだめカンタービレ」を見て、にわかクラシックファンになった諸君、先ずはこれをご覧アレ(笑)。
さて、狂詩曲第2番のお薦めといったら誰の演奏になるのでしょうか。個人的には、「トム」を第一に推奨したいところなんですが(笑)、裏技で、オケ版のストコフスキー&シンフォニア・オブ・ジ・エアによるものはどうでしょう。時代がかった過多な表現に眉をひそめる硬派のクラシックファンも多いでしょうが、リスト編曲版以上に「くさ~い」表現で、抱腹絶倒(笑)、いや、ここまでやれば、「天晴れ」でございます。スリルと熱狂があふれ出ています。「のだめ」もビックリ!

