別府温泉三昧(3)別府観光定番 地獄めぐり ~海地獄~
2006年 12月 03日
今回、書きますのは、別府でも最も別府らしいところ、鉄輪(かんなわ)であります。日本1位の湧出量を誇る別府市の別府八湯の温泉群の中でも、この鉄輪は最も多く温泉源が集中するところであります。街の中に温泉があるというよりも、温泉の中に街があるというのが正確なところでしょう。そして、その歴史も古く、鎌倉時代一遍上人が念仏行脚の途、鉄輪の地を訪れ、猛り狂う地獄地帯を鎮め、湯治場を開いたのが鉄輪温泉の始まりとのこと。そして、更に遡ると、千年以上も昔から鉄輪の地獄地帯は、噴気、熱泥、熱湯などが噴出していたことが、「豊後風土記」に記せられ、近寄ることもできない、忌み嫌われた土地であったそうであります。そんなところから、里人らが「地獄」と呼ぶようになり、今も鉄輪では、熱泉噴出口を「地獄」と呼んでいるそうです。
海地獄、鬼石坊主地獄、山地獄、かまど地獄、鬼山地獄、白池地獄の6つの地獄は歩いてまわれる距離にありますが、血の池地獄と龍巻地獄は6つの地獄から約3km、車で約5分のところにあります。
私は、海地獄と鬼石坊主地獄及びかまど地獄の3ヶ所をめぐりました。実を言うと、かまど地獄には、規模は若干小さいですが、海地獄や血の池地獄、鬼石坊主地獄と同じようなものがあり、よっぽどの地獄好き(笑)でなければ、3ヶ所程度回れば充分なような気がいたします。まあ、あと、白池地獄と竜巻地獄の間欠泉を見れば、別府の地獄の全貌を把握することができると思います。
さて、海地獄について。今から約1200年前鶴見岳の爆発により出来た広大な池が、海の色に見えるところから、この名があります。池の青色は、温泉中の成分である硫酸鉄が溶解しているためだそうな。

園内では、温泉熱を利用してアマゾン地方原産のオオオニバスや熱帯性睡蓮を栽培しており、オオオニバスの花が咲いておりました。

これは血の池地獄にある血の池地獄ではなく、海地獄内にある血の池地獄であります(笑)。
ガイドの人は、「血の池地獄のものは、これより、ほんの少し大きい」とのことでした。


