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ショパン:練習曲(エチュード)「木枯らし」

昨日の演奏会における近藤嘉宏さんの2曲目がショパン「12の練習曲 Op.25」から「木枯らし」。私は、何でこの曲が「木枯らし」なのか、さっぱりわからないのであります。そんな風にショパンはイメージして作曲したんでしょうか。それに、「木枯らし」のように聴こえますか?

それはともかく、音だけ聴いても、こりゃ、技術的に難しそうだと、ピアノが弾けない私が言うのもなんですが(笑)、実際、指さばきなんか見ても、本当に大変なのがわかります。特に右手の速いパッセージ。それもその一音一音がため息が出るほど美しい・・・。

それに右手を伴奏にして、左手が旋律を奏でるんですからねえ。思わず笑っちゃいます。最後の方のスケールも・・・。ピアニストの方、ご苦労様です(笑)。最初から最後まで、こりゃ大変だ。

そして、確かに、エチュード全曲を通じて、最もピアニスティックだと言われていることわかりますね。これをオケで表現するといったいどうなるんだろう。

ところで、ショパンの前奏曲の標題を付けたというハンス・フォン・ビューローは、この曲を、「完全なるピアノ音楽」と絶賛しているそうな。
by tetsuwanco | 2006-12-01 14:00 | 旬のクラシック

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by てつわんこ
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