12月4日(月)神戸文学館オープン
2006年 11月 30日

常設展示として、石川達三や横溝正史など神戸にゆかりのある作家(約30人)の文学資料や愛用の品を展示。当時の神戸の風景写真とともに、時代を追って紹介。
また、神戸を中心に活動している作家の作品(約1,000冊)を閲覧できる「神戸ゆかりの本棚」コーナーや、神戸ゆかりの作家・作品にちなんだ場所を地図で紹介するコーナーなどもあるそうな。
なお、開館を記念して、1月末まで「陳舜臣と神戸」展を開催します。神戸在住で日本を代表する小説家・陳舜臣さんと神戸との関わりを映像と展示で紹介するとのこと。
どちらかというと、神戸市の広報紙などで紹介されている作家さんよりも、神戸ゆかりの作家といえば、私などは、村上春樹さんや、野坂昭如さん、「富豪刑事」の筒井 康隆さんあたりの現役バリバリの方がピンとくるんですけどねえ(笑)。野坂さん以外は、おそらく、神戸にゆかりの約30人には、入っていない予感。
ところで、神戸ファッションミュージアムの一部が、神戸ゆかりの画家の作品で構成される「神戸ゆかりの美術館(仮称)」に改められるとか。神戸市は、ちょっとした「神戸ゆかりブーム」ですね。
神戸文学館
場所:神戸市灘区王子町3丁目1-2 (現王子市民ギャラリーの地)
開館予定日:平成18年12月4日
利用日時:平日(10:00~18:00)、土日祝日(9:00~17:00)
休館日:毎週水曜日、年末年始(12月28日~1月4日)
入館料:無料
交通:阪急王子公園駅から西へ徒歩約7分
JR灘駅から北西へ徒歩約8分
市バス(90)(92)系統王子動物園前下車、西へ徒歩約3分