六甲山ハイク:六甲山最高峰・東お多福山(6)六甲山最高峰
2006年 09月 26日
六甲山系の最高峰の標高は931mで、最高峰の場所には木製の標柱と一等三角点があり、神戸と大阪湾を望む360度の大パノラマ展望が広がります。ちなみに、「六甲山」という呼称は六甲山地という山塊全体を指し、「最高峰」地点には山名は付いていません。
ところで、この六甲山の山頂の碑はもう一つあります。自衛隊の中継アンテナを背にした南側のケルン。どうしてここにあるかというと、本当の最高峰地点は、戦前、戦後と日本軍及び米軍が軍用地として使われ、一般の人は立ち入ることができなかった由、その場所から南にある小高い丘を、六甲山最高峰としていたのであります。