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ディートリヒ・ブクステフーデについて簡単に

ディートリヒ・ブクステフーデについて簡単に_b0063958_12523763.jpgブクステフーデ作品を含んだオルガン曲集が確か持ってたなということで、探してみましたらありました。ヘルムート・ヴァルヒャによるOrgan Masters Before Bach(グラムフォン)という1000円の輸入廉価盤。あらためて、聴きなおしてみたのですが、これがいいのであります。ヴァルヒャのオルガンですので、悪かろうはずはないのですが、ブクステフーデのみならず、パッヘルベルやスヴェーリンクの作品など、それほど、深入りするつもりはないけれど、バッハ以前の北ドイツのオルガンを聴いてみるには最良のCDの一つかもしれません。

このCDに収録されたブクステフーデの作品でしたら、このCDの最後を飾る第11曲目のパッサカリア BuxWV161でしょうか。一種の変奏曲なんですが、内省的で神秘的な演奏となっています。これをもって、ブクステフーデのすべてがわかるというものではないでしょうけど(笑)。

ディートリヒ・ブクステフーデについて簡単に_b0063958_12525581.jpgOrgan Masters Before Bach(グラムフォン)
ヘルムート・ヴァルヒャ(オルガン)
1. Prelude and fugue in D minor, BuxWV 140 – Buxtehude
2. Chorale prelude O Lamm Gottes, unschuldig - Pachelbel
3. Prelude and fugue in E major - Vincent Lubeck
4. Chorale variation Jesus Christus, unser Heiland - Samuel Scheidt
5. Prelude and fugue in E minor - Nicolaus Bruhns
6. Chaconne in C minor, BuxWV 159 – Buxtehude
7. Fantasia cromatica - Jan Pieterzoon Sweelinck
8. Chorale prelude Komm, Heiliger Geist, Herre Gott - Franz Tunder
9. Prelude and fugue in C major - Bohm
10. Chaconne in F minor – Pachelbel
11. Passacaglia in D minor, BuxWV 161 - Buxtehude

ところで、ブクステフーデ(1637-1707)について簡単に。
デンマーク(現在はスウェーデン)のオルデスローまたはヘルシングボリ生まれ。北ドイツのハンザ都市リューベックの聖マリア教会で40年にわたってオルガニストとして活躍。現在ではバッハ以前の最大のオルガニストという評価がすっかり定着しているようであります。
リューベックでクリスマス前に催された「夕べの音楽(アーベント・ムジーク)」教会演奏会を主宰。大変な好評を博し、若き頃のバッハがそれを聴くために徒歩ではるばるやってきたという逸話も残っているそうですね。

バッハの初期カンタータには、ブクステフーデの教会コンチェルト様式からの多大な影響が見られるとか。

なお、先日の神港教会でのオルガン・コンサートのオルガンは、17世紀の北ドイツのオルガンの様式を忠実に再現しているといことでしたので、ブクステフーデを聴くに最適のオルガンだったということになりますか。

ハンス・ファギウス オルガンリサイタル
by tetsuwanco | 2006-06-30 12:28 | 旬のクラシック

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by てつわんこ
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