武満徹:悲歌
2006年 06月 24日
どんな作品かというと、「メロディ、リズム、ハーモニーという要素で構成されるのが一般的な音楽なんですが、そうではなくて、自然界の風などをそのまま音楽にした印象派的な音楽」としか言いようが無いですね。
最近、日本人ヴァイオリニストが結構リサイタルで演奏したり録音したりしていますね。特に、今年は武満没10年ですので、今年は特に実演に接する機会、結構多いのではないでしょうか。
さて、先日の五嶋龍さんのリサイタルでも、この曲演奏されました。五嶋龍さんの熱烈なファンに叱られるかもしれませんが、予想に反して好演でした(笑)。個人的には、拍手喝采だったツィガーヌやツィゴイネルワイゼンよりもこちらの方を取りたいですね。ピアノのマイケル・ドゥセクもなかなかの好サポートでした。
五嶋 龍ヴァイオリン・リサイタル 2006 @兵庫県立芸術文化センター大ホール