第115回 オータニミュージアムコンサート「大谷玲子ヴァイオリンコンサート」
2006年 04月 23日

昨日のセルゲイ・ハチャトリアンのヴァイオリンが繊細な叙情性を強く感じさせたのに対し、今日の大谷さんのヴァイオリンは、オール・ベートーヴェン・プログラムということもあるのでしょうが、何よりも力強いほとばしる情熱を感じさせるものであり、一丁のヴァイオリンが持つ表現の可能性の広さをあらためて認識した次第であります。
ヴァイオリン:大谷玲子、ピアノ:榊原契保
ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ 第5番 ヘ長調 Op.24 「春」、
同第9番 イ長調 Op.47 「クロイツェル」
なお、アンコールでベートーヴェンの「ロマンス」第1番を演奏していただいたのですが、お昼からこのプログラム。もう満腹であります(笑)。