ラルテ・フィオレンテ 第33回演奏会 ルネサンスのア・カペラの響き
2006年 03月 18日
ラルテ・フィオレンテは、ルネサンスの教会音楽をア・カペラ(無伴奏合唱)で歌うアンサンブル。今回ご紹介するの3回目かな。関西を中心に活動を展開されているのですが、彼らの演奏を聴くのをいつも楽しみにしておりますが、今回も期待どおりの演奏を披露していただきました。なお、このアンサンブルの主宰は、声楽家で、テレマン室内合唱団ソリストの中川創一氏。
ラルテ・フィオレンテHP
今回のプログラムは、クロード・グディメルのミサ「聞きなさい娘よ」にパレストリーナの「ミサ・ブレビス」と「諸死者のためのミサ(=レクイエム)」となかなか魅力的。
なお、パレストリーナの「ミサ・ブレブス」は、タイトルが全く違う表記であるのに、パレストリーナの「ミサ・ブレブス」が、グディメルのミサ「聞きなさい娘よ」のパロディであるという説があることから、今回並べて演奏することとしたそうです。まあ、個人的には、全く別物という感じでしたけど。圧倒的にパレストリーナの「ミサ・ブレブス」の方が魅力的でした。
