日本最古(たぶん)のロシア料理の老舗「バラライカ」
2006年 02月 07日
昨日は、神戸のロシア菓子店「コスモポリタン」をご紹介しましたが、神戸という街は、ロシアと深いゆかりを持っているところで、ロシア革命時に、多くのロシア人が神戸にやってまいりました。「コスモポリタン」を創業されたモロゾフ氏もそうですし、「ゴンチャロフ」を創業されたゴンチャロフ氏もそのとおりですね。これは、ロシア革命でロシアの料理人が大量にパリに流れ、今日のフランス料理のルーツとなったのと、時期を同じくするのであります。なお、多くのロシアの文化人が深江文化村の住人となり、神戸は長らく関西地域における西洋文化の一大発信拠点となっていたことは既にご説明したところですね。例えば、宝塚交響楽団の指揮者として活躍したヨセフ・ラスカ、帝政ロシア時代のロストフ音楽院教授だったピアニストのアレクサンダー・ミハイロビッチ・ルーチン、大阪フィルハーモニーの指揮者であり、朝比奈隆氏が師事したエマニュエル・メッテル、その他多数・・・。そうそう、ピアノの園田高広氏の先生であるレオ・シロタ氏も一時期、深江に滞在していたようですね。
ところで、今日、ご紹介するのは、神戸のロシア料理のお店「バラライカ」。この店は、昭和26年から営業している老舗レストランなのですが、おそらく、現存しているロシア料理店で最も古いお店のようです。
ちょうど、ロシアからのお客様が来られていまして、連れて行こうかなと思っております。お国の味とは少し(?)違うかもしれませんが(笑)。このお店の料理は、ハルピンに住むオーナーの祖母が現地のロシア人から学んだもので、どれも家庭的で素朴なもので、フランス料理のルーツとなったロマノフ王朝直伝のロシア料理という感じではありません(笑)。代表的なボルシチをはじめ、ピロシキなど約30種の単品のほか、本格ロシア料理を堪能できるコースやセットも充実しております。神戸・阪神地域でまだ、足を運んだことの無い方、一度は足を運ぶ価値ありですよ。
●純ロシア料理バラライカHP

