プッチーニの「ラ・ボエーム」ゆかりのカフェ・アル・ビチェリン
2006年 01月 31日

なお、このオペラの舞台となったのは、パリの下町でありますが、第2幕にカフェ・モミュスというカフェが登場します。実はこのモミュスのモデルとなったのが、トリノ市内、コンソラータ聖所祈念堂前に位置するカフェ・アル・ビチュリン。このカフェは、創業1763年で、トリノ最古のカフェらしいのですが、当時、プッチーニがこのカフェに毎日通っていたそうです。
ところで、カフェの名前であるビチェリンはホットチョコレートをあわ立たせた飲み物。これが最高!なお、このカフェ、ビチェリン以外もチョコレートが、滅茶苦茶美味しいのであります。トリノには、バラッティ&ミラノというおそらくトリノで最も有名なカフェがあり、ここのチョコレートも欧州各国の国王達などから愛されていて有名なのですが、私は、どちらかというと、ビチェリンに軍配を挙げたいところであります。

●店名:Caffè Al Bicerin
(カフェ・アル・ビチェリン)
住所:Piazza della Consolata,5 Torino
営業時間:8:30-19:30(土、日曜日は13:00-15:30休み)
定休日:水曜日
●カフェ・アル・ビチェリンHP