エピファニーとガレット・デ・ロワ
2006年 01月 07日
キリスト教の暦では1月6日が「エピファニー」。フランスでは、1月の第一日曜日がエピファニーの祭日とされています。
フランスでも、エピファニーはクリスマスや復活祭のようにはポピュラーではないものの、エピファニーにちなんだ「ガレット・デ・ロワ」と呼ばれるケーキがあります。新年を迎えたのに、このガレット・ド・ロワを食べないフランス人、特に子供たちはほとんどいないのではないでしょうか。ガレット・デ・ロワを食べなければ1年が始まらないといわれるほど、フランスでは定番のお菓子です。

アーモンドクリームたっぷりのパイ菓子は、アーモンドの香りが口の中で広がるしっとりとしたクリーム、そしてサクサクと音をたててくずれるパイ生地ががたまらなく美味いんだなあこれが。
そしてこのお菓子がフランス人に愛されているもうひとつの理由は、パイの中に入っているフェーヴと呼ばれる小さな陶器の存在でしょう。パイの中にはひとつだけフェーヴが入っており、切り分けて食べた時、フェーヴが当たった幸運な人はその日王様や女王様になり祝福され、1年間その幸運が続くとのこと。フェーブは、日本でいうところのそら豆のこと。もともとは、そら豆がパイに入っていたのですね。ところで、現在、陶器となったフェーヴは、イエス様をはじめ動物、人形、フルーツ、キャラクターなど多種多様で、その年の思い出としてフェーヴを集めていくコレクターの方も結構おられます。実は、私もその一人なんですが(笑)。
さて、キリスト教とは縁も縁も無い私でございますが、、予約していた神戸「コム・シノワ」の「ガレット・デ・ロア」をいただきました。昨年は、もともとフランスのブランジェリーである「ポール」の「ガレット~」を購入したのですが、私の好みは「コム・シノワ」の方かな。まあ、このあたりは、人の好みによるのでしょうが。
ブランジェリー・コム・シノワ
なお、驚いたのですが、日本に「クラブ・ド・ガレット・デ・ロア」なるものができているのですね。要は、日本に「ガレット・デ・ロア」を普及させて、一儲けしようと目論むするパティシエさんのグループのようですね(笑)。
まあ、私も、どちらかというと、毎年、この時期に、ガレット・デ・ロワを食べる習慣が普及して欲しいと思っておりますので、その目論見に乗ってあげましょう(笑)。
クラブ・ド・ガレット・デ・ロア

