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クリスマスのクラシック(8)プッチーニ:「ラ・ボエーム」

クリスマスのクラシック(8)プッチーニ:「ラ・ボエーム」_b0063958_175248.jpg今日、12月22日は、イタリアのオペラ作曲家、ジャコモ・プッチーニ(1858~1924)の誕生日のようです。ということで、彼のオペラの名作群のなかで、クリスマスの情景を捉えたものがないものかと考えを廻らせましたところ、ありましたね、有名ドコロが。

ラ・ボエーム!

1830年代のパリを舞台とする青年芸術家群像を描いたオペラの傑作。第1幕・第2幕で、それぞれクリスマス・イブのパリのカルチェ・ラタンの屋根裏部屋、パリのとあるカフェが舞台となっておりました。

物語はアンリ・ミュルジェールの小説・戯曲『ボヘミアン生活の情景』からですが、この物語を最初にプッチーニに紹介したのは「道化師」を作曲したレオンカヴァッロ。彼は自分が台本を書き共同でオペラ化することを提案したものの、プッチーニは断り、しかもレオンカヴァッロが作品を発表する前に初演を行ってしまったため、怒ったレオンカヴァッロは、一生プッチーニと口をきかなかったとのこと。これは、有名な話。

ラ・ボエームの第1幕・第2幕では、何といっても「私の名はミミ」が知られているように思いますが、第2幕の「ムゼッタのワルツ」と称されているアリア「私が街を歩くと」もなかなかチャーミングな佳曲であります。

それで、お薦めの音盤は何かというと、先ず、このオペラの初演者であるトスカニーニによるものを先ず挙げるべきなんでしょうが、NBC響との録音はいかにも古いですし、マリア・カラスも今となっては・・・

やはり、もはや、オペラはDVDで「視る」ものなのでしょう。ということで、DVDのお薦めは・・・?

白状します。私、DVDソフト持っていません(笑)。

さて、3幕以降はどうしたと言われそうですが・・・。3幕以降は、哀しい結末に至ることもあり、実際、あまり聴かないのであります(笑)。
by tetsuwanco | 2005-12-22 16:58 | 旬のクラシック

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by てつわんこ
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