ちょっと沖縄(5)「ぶくぶく茶」って何?
2005年 12月 09日
私は、結構好奇心が旺盛で、真新しいもの、見知らぬものがあれば、トライしてみないと気がすまないところがあります。そんな私である由、「ぶくぶく茶」という名称のみで、私の好奇心を刺激するに充分でありました。「ぶくぶく茶ってなんだろう?」ということで、足を運んだのは、首里城近くの嘉例山房というお店。沖縄でも数少ない「ぶくぶく茶」が飲める店として、結構有名な店とのことで、ホテルでご推薦いただきました。ただ、私が足を運んだ日曜日の午前中のお客は私一人でして、ゆっくりとした時間を楽しむことができました。
ぶくぶく茶は琉球王国時代の1719年、中国から冊封使・徐葆光が来琉したときに、もてなした由緒あるお茶とのこと。更に2000年の沖縄サミットでも各国代表に振る舞われたそうです。
それで、ぶくぶく茶とは、見てのとおり、泡がぶくぶくしているお茶です。
残念ながら、お茶を入れている現場は見ることはできなかったのですが、ぶくぶく茶の立て方は概ね次のとおりとのこと。
①きつね色に煎った米を十五分位煮て、煎り米湯を作る。
②ジャスミン茶(さんぴん茶)と番茶(山原茶)をブレンドして茶湯を作る。
③大きな木鉢に煎り米湯と茶湯を一対二の割合で入れ、大きな茶筅で十五分くらいサラサラと泡立てると、一時間経っても消えない、真っ白なきめ細かい泡が出来上がります。泡を立てる秘訣は硬水を使うことによるとのことです。
④飲み茶碗に小豆赤飯を少量入れ煎米湯を適量注ぎ、先ほどの作った泡を乗せ、泡の上に落花生の粉を少量のせて出来上がり。
実際お茶を飲んでみると、ジャスミンの香りが清々しくも深い味わいでなかなかの美味。ただ、泡は特に味は有るような無いような(笑)。
まあ、沖縄に行かれましたら、一度はどうぞ。ぶくぶく茶自体の味を楽しむというより、一つの文化として、ぶくぶく茶を通して、スローな「沖縄時間」をゆったりと楽しもうという気持ちが大事なのかもしれません。
世界遺産の「識名園」でも「ぶくぶく茶」をいただけるようです。
●嘉例山房(住所:沖縄県那覇市首里池端町9)
アクセス:モノレール首里駅より徒歩15分
営業時間:10時〜19時
休業日:水
料金:ぶくぶく茶550円〜黒米カレー650円氷ぜんざい400円


