クールベによるベルリオーズの肖像画
2005年 11月 29日

ちなみに、クールベの同朋でありますドーミエによる肖像画と比べてみても、その差は歴然ですね。

クールベによる肖像画は、その写実により、ベルリオーズの内面性まで充分捉えられているような気がいたします。この肖像画を見ると、なるほど、この人が「幻想」を作曲したんだなと妙に感心させるようなところがあります。
ところで、ベルリオーズが死を迎え、彼の亡骸が墓地に葬られんとした際に、亡骸の乗せた馬車の馬が暴れだし墓地の周りを駆け回ったという話が残っています。作り話なのかどうかはわかりませんが、作り話としても、そんな話が作られてしまうことからして、やはり、ベルリオーズは、よっぽど変わった人だったのでしょうね。

