パブロ・ピカソ:「エリック・サティの肖像」
2005年 11月 08日
日本でもCMなどで取り上げられ、クラシックファンならずども、すっかりおなじみになった作曲家サティ(1866-1925)ですが、ピカソとは、前衛舞台芸術「パラード」で出会います。1917年ロシア・バレエ団によってパリのシャトレ劇場で初演されたこの作品の音楽をサティが手掛け、衣装、舞台美術をピカソ、台本・詩はコクトーが担当しました。ストラヴィンスキーやピカソ、サティ、コクトーらがバレエ・リュスを通して結びついたわけですが、この時代は、この顔ぶれをみても、ベル・エポックと呼ぶにふさわしい黄金時代でありました。
ピカソがこの舞台のために作った巨大な幕がパリ国立近代美術館に残されていて、日本でも1997年に公開されたとのことですが、私は、残念ながら目にしたことはありません。
ピカソは、ストラヴィンスキーの肖像と同様、1920年、鉛筆によってサティを描きましたが、これまた、生き生きした絵ですね。この絵も、パリのピカソ美術館にあります。

