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神戸市立博物館の名品(1)聖フランシスコ・ザビエル像

神戸市立博物館では11月20日まで、異国趣味の美術名品展として、聖フランシスコ・ザビエル像をはじめとして歴史の教科書などでもおなじみの必見の名品が公開されております。川西英・川西祐三郎作品選、日本における世界図のあゆみとともに3企画展で、200円!と大変お得ですので、是非とものお薦めです。

順次、現在展示されている名品をご紹介してまいります。

さて、第1回目は、ご存知聖フランシスコ・ザビエル像です。一度、このブログでもご紹介しました。おそらく、この肖像画を見て、ザビエルと分からない人はいないんじゃないかなあと思います。
神戸市立博物館の名品(1)聖フランシスコ・ザビエル像_b0063958_2334767.jpg

イエズス会宣教師ザビエルを大きく配し下部に「S.P.FRACISCUS XAVERIVS SOCIETATISV」のラテン文と、「さんふらぬしすこさべりうすさからめんと」と読める万葉仮名を記した聖画像ですが、この絵では、光輪をつけ、手に神への燃える愛を象徴する赤い心臓を抱き、キリストの磔刑(たっけい)像を見上げ、口から「満ちたれり、主よ満ちたれり」というラテン語文を発する聖人を描いていますが、大変、保存状態が良いのですが、それは、高山右近の旧領、千提寺(せんだいじ) (現茨木・いばらき・市)の旧邸に伝わった「開けずの箱」にずっと秘匿されていたことによります。禁教で破却された聖画のうち、伝世した数少ない江戸初期の洋風画としてたいへん重要なものであります。
by tetsuwanco | 2005-10-31 23:03 | アート

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by てつわんこ
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