ルーヴル美術館展(7)ジェリコー:賭博偏執狂
2005年 10月 01日
ただ、彼も、早死にしてしまったこともあり、私にとって、ジェリコー=メデュース号の筏でありまして、それ以外に目立った作品をぞんじあげておりませんでした。
そして、彼の、「賭博偏執狂」なる、賭博で精神的な病を患ってしまった老女を描いたポートレイトを今回見たのですが、ドラクロワに先立ち、ロマン派の口火を切った彼の力量をはっきり示しています素晴らしいですね。
何度も、ルーヴルでこの絵の前を過ぎったはずなのですが、この絵の存在すら気が付きませんでした(笑)。
それにしても素晴らしいですね。20歳そこそこという彼のあまりにも早すぎる死が残念ですね。