人気ブログランキング | 話題のタグを見る

特別展「ミラノ展」(1)

現在、大阪市立美術館で開催されております特別展「ミラノ展」に足を運んでまいりました。
基本的には、ローマ帝国時代の初期キリスト教美術から、レオナルド・ダ・ヴィンチをはじめとしたルネサンスの名品、セガンティーニ、モランディといった近現代美術までを、おおよそ時代ごとに分けて展示し、美の都であるミラノの歴史・文化・芸術の魅力を紹介するという内容。

結論から申し上げますと、この美術展は、レオナルド・ダ・ヴィンチの「レダの頭部」に尽きるのであります。全部で約70点の展示なのですが、このダ・ヴィンチ作品を見るだけでも値打ちありですね。ただ、この「レダの頭部」。かなり小さな作品でして。あまりの小ささに、がっかりされる方もおられるかもしれません。

また、レオナルド・ダ・ヴィンチおよびロンバルディアの画家による「キリストの頭部」(ブレラ美術館蔵)というのも展示されていましたが、ダ・ヴィンチの素描にロンバルディアの画家が彩色を施したもの。これは全然、ダ・ヴィンチらしい輝きが感じられません。

また、正直なところ、ダ・ヴィンチ以外の作品は、どうかというと・・・
あと目を引いたのは、セガンティーニの2作品ぐらいでしょうか。

〇展示構成・主な展示作品
1 ローマ帝国と中世(4世紀から13世紀)
ビザンティン様式の彫刻家 「皇帝妃テオドラの頭部像」
    スフォルツァ城市立博物館、古美術コレクション(イタリア・ミラノ)
2 ヴィスコンティ家の支配とドゥオーモの建設
ジョヴァンニ・ディ・バルドゥッチョ・ダ・ピサとロンバルディア地方の工人たち
「聖母マリアにひざまずき都市ミラノを献ずる聖アンブロシウス」
   スフォルツァ城市立博物館、古美術コレクション(イタリア・ミラノ)
3 スフォルツァ家とレオナルド
レオナルド・ダ・ヴィンチ「レダの頭部」
     スフォルツァ城市立博物館、素描室(イタリア・ミラノ)
4 盛期ルネサンス
ロレンツォ・ロット「若者の肖像」
     スフォルツァ城市立博物館、絵画館(イタリア・ミラノ)
5 バロック
エヴァリスト・バスケニス「楽器のある静物」
     ブレラ美術館(イタリア・ミラノ)
6 スカラ座と19世紀のミラノ
ジョヴァンニ・セガンティーニ「水飲み場のアルプスの雌牛」
     ミラノ市立近代美術館(イタリア・ミラノ)
7 20世紀
ジョルジョ・モランディ「静物」
     ミラノ市立現代美術館(イタリア・ミラノ)

●大阪市立美術館
平成17年(2005)9月6日(火)~10月16日(日)
●千葉市美術館
平成17年(2005)10月25日(火)~12月4日(日)
特別展「ミラノ展」(1)_b0063958_1745565.jpg

by tetsuwanco | 2005-09-21 16:11 | アート

京阪神の地域密着情報を中心に情報提供します


by てつわんこ
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30