中島らもさんがお亡くなりになって・・・
2005年 07月 23日

彼がなくなったのが、昨年の7月26日ですから、もう1年ですね。
彼の著作の中で、私の好みでは何といっても、『中島らもの明るい悩み相談室』シリーズであります。朝日新聞に連載されておりましたが、毎回欠かさず読ませて頂いておりました。軽妙な彼のタッチにはいつも関心しておりました。
ところで、彼は灘高出身であったのは有名な話でありますが、彼は、尼崎市のJR立花駅の中島歯科の御曹司でありました。彼は、何よりも読書が大事でして、駅の南側の本屋(もうなくなっちゃいました)でいつも、本屋で立ち読みをしていたことを覚えております。
私も、小学校に入る前から本大好き人間で結構通っていたのですが、私がその本屋に行くと必ず彼がおりました。らもさんが小学校高学年か中学生のころでしょうか。相当の読書フェチだったと思います。私は、青白い顔をして立ち読みを続けていた彼の表情が忘れられませんね。確か、本屋のおばちゃんも、お世話になっている近所の歯医者の息子ということと、あまりにも熱心に本を読んでいたことから、彼のみ「立ち読み公認」になっていたようです(笑)。