富田林地内町をお散歩
2021年 03月 07日

永禄初年頃(1558~1560年頃)、興正寺門跡証秀上人によって創建された興正寺別院を中心とした寺内町として誕生し、商売の盛んな在郷街として発展した富田林地内町。

道明寺天満宮で観梅を堪能した後、近鉄電車でほど近いこともあり、お散歩を楽しんで参りました。

現在も創建当時の六筋七町(後に八町)の町割りや、重要文化財旧杉山家住宅、大阪府指定文化財仲村家住宅など往時の繁栄を偲ぶ重厚な町家が数多く残されていて、言わば「旧家の生きた博物館」です。
ひっそりと落ち着いた佇まいは、時代をタイムスリップした感じがします。世俗化された観光スポットとは異なり、 別世界のようなゆったりとした時が流れ、癒しと語らいの空間になっています。

(撮影:2月28日)