
旧三井家下鴨別邸の作庭は、茶道藪内家の流れをくむ藪内節庵なる御仁によるものだそうな。彼は、東京・三田の三井倶楽部庭園や、三井箱根別邸の作庭に関与するほか、野村財閥の野村徳七や、旧三和銀行の前身である山口銀行の山口銀行の山口吉郎兵衛、更には朝日新聞の創設者である村山龍平など、名だたる経済人を門下に従えたこともあり、門下の関連施設の茶室や庭園の造営にかかわったようですね。
なかなか興味深いところです。
ところで、母屋1階から見た庭園ですが、池(ひょうたん池)が少々建物から離れていることから、よく見えません。私は、庭園については、好き者ですが、玄人ではないので、全くの私見ですが、この庭園はやや平板に見えてしまいます。上の写真や、次の2枚目、3枚目の写真は1階から見た庭園なのですが、池が遠くて、ひょっとして、池の存在すら気が付かない人もいるかもしれません。悪い庭だと思いませんが。

それが、建物2階からみると(次の3~7枚目の写真)、広い庭の全貌がちゃんと見渡せるとともに、ひょうたん池もちゃんと見えます。あっ、そうか、この庭は2階から見ることも前提に置いた庭なんだ。こうしてみると、作庭の意図がよくわかりますよね。
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