阪神・淡路大震災25年 第120回定期演奏会 佐渡 裕指揮 フォーレ「レクイエム」ほか
2020年 01月 19日
本日、1月19日、久々の芸文センターでの定期演奏会。

曲目は、 ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲ピアノ版とフォーレのレクイエム。
もちろん、阪神淡路大震災から25年となることからの特別プログラム。なお、ヴァイオリン協奏曲ピアノ版演奏後は、モーツァルトのアヴェ・ヴェルム・コルプスのリスト編曲ピアノのアンコール演奏。これも初めて聴くものでした。
■ ベートーヴェン : ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.61 *ピアノ協奏曲版
ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲ピアノ版の方は、レコード、CDを含めて初聴。
概ね、ヴァイオリン協奏曲のソロパートをピアノに置き換えただけといった感じだったのですが、注目すべきはカデンツァ。そもそも、ベートーヴェンさんヴァイオリン協奏曲の自作のカデンツァを残しておらず、一般的に、ヨアヒム、アウアー、クライスラーらが創作したものを実際の演奏で使うことが多く、個人的には、クライスラーの演奏ばかり聴いていたので、馴染みのカデンツァはクライスラー作のもの。ですから、今回のピアノ演奏でのカデンツァパートは違和感満載(笑)。ベートーヴェン作曲なんですけどね。否、新鮮だったと申し上げておきましょう。なお、ピアノ版のカデンツァを編曲したものを採用しているものとして、シュナイダーハン盤やギドン・クレーメル盤があるとか。興味ある人はどうぞ。
ちなみに、ピアノ版カデンツァ演奏時には、ティンパニも併せて演奏されていました。
■ フォーレ : レクイエム op.48
後半は、音楽史上最も美しい鎮魂歌の一つ、フォーレの「レクイエム」。2人のソリスト、ソプラノの幸田浩子さん、バリトンのキュウ・ウォン・ハンの歌声も素晴らしかったですが、コーラス陣の充実ぶりは特筆ものでした。ちゃんとオーディションしたんでしょうね。
■ ベートーヴェン : ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.61 *ピアノ協奏曲版
■ フォーレ : レクイエム op.48
指揮・芸術監督/佐渡 裕
ピアノ/菊池 洋子
ソプラノ/幸田 浩子
バリトン/キュウ・ウォン・ハン

