建築としての竹中大工道具館
2019年 10月 17日
竹中工務店が、兵庫県神戸市中央区に1984年(昭和59年)に開設した企業博物館である竹中大工道具館。
大工道具を収集・保存することを目的としている日本唯一の博物館ですが、以前は神戸市中央区中山手通4丁目あたりにあったのですが、建物の老朽化が進むと共に収蔵庫も手狭になってきたことから、2014年(平成26年)JR新神戸駅近い神戸市中央区熊内町7の竹中工務店本社跡地に新築・移転。
この新しい竹中大工道具館がなかなか素晴らしい。展示内容の充実ぶりも尋常ではないですし、建物自体や日本庭園もかなり洗練されています。
おそらく、「ミシュラングリーンガイド★★」にも指定されていることにもよると思うのですが、外国人(特に欧米人)の見学も多めです。
先ずは建物自体についてUPします。
敷地への入口。立派な門構えですね。
足を進めると建物は鉄筋コンクリート造り(一部鉄骨造り)の地上1階・地下2階建ての新館に至ります。
新館の外観です。
そして内部。
ちなみに、この建物は大阪建築コンクール特別賞受賞作品でもあります。