京都御所の承明門と紫宸殿
2019年 05月 09日
その古来の内裏の形態を今日に保存している由緒ある京都御所。平成から令和へと時代が変わるなか、一つの区切りとして、訪問させていただきました。
1331年から明治2年(1869年)までの間の「内裏(禁裏)」、すなわち歴代天皇が居住し儀式・公務を執り行った場所です。現在のものは安政2年(1855年)の造営とのこと。
紫宸殿を始めとし、清涼殿、小御所、御学問所、御常御殿など平安時代以降の建築様式の移りかわりをつぶさに見ることができます。
門の向こうに見えるのが、御所の中心になる建物、紫宸殿です。
紫宸殿(ししんでん)。京都御所で最も格式の高い正殿で、即位の礼などの重要な儀式がここで行われました。
(撮影:4月27日)