~大仏殿の裏手の静寂を楽しむ~ 東大寺講堂跡の桜
2019年 04月 24日

大仏殿の真裏手の講堂跡。

講堂は、昔のお寺の重要な建物のひとつで、経典の講義や説法が行われるところ。何千ものお坊さんが勉強にはげんでいたところで、今でいえば大学にあたるかもしれませんね。そんな重要だった建物も、焼打ちや兵火にあって焼けたあとは建てなおされませんでした。

ずらっと並んだ礎石群のみが当時の面影を偲ばせてくれます。

南大門から大仏殿あたりの雑踏が嘘のように静寂に包まれています。

おかっぱ桜のすぐ東にあって、徒歩1分。

春は桜、夏は百日紅、秋は銀杏と四季折々、季節の彩を楽しむことができます。
今年の染井吉野はすっかり終わってしまいましたが、枝垂れ桜や里桜が目を楽しませてくれました。
地元ピープル御用達のお散歩コースです。
(撮影:4月21日)

