太山寺の紅葉
2018年 12月 11日

第44代天皇である元正天皇(ちなみに次の45代天皇は東大寺大仏建立の聖武天皇)の勅願寺として716年に建立されたという。開山は藤原鎌足の長男、定惠(藤原不比等の兄)。
南北朝時代の南朝方勢力として支院41ケ坊、末寺8ケ寺・末社6ケ社に僧兵を有していた往時の繁栄をしのばせる大規模な本堂は国宝。
重要文化財は、仁王門、阿弥陀如来座像をはじめ19件を数えるとか。
三重塔は江戸時代の前期のもの。
紅葉の名所として知る人ぞ知る存在。




周囲に拡がる緑の原生林を背景とした紅葉に、歴史ある本堂や三重塔などが自然に溶け込み、ひときわ鮮やか。
◇本堂





◇三重塔
貞享5年(1688年)江戸中期、棟札の記載によると、江戸時代中期、貞享5年(1688年)と記録されているものの、江戸中期のものとしては、中世以来の古い様式を保った塔です。特に初層の仏壇及び高欄は室町時代の形式に類似しており、前身の塔を再利用した可能性もあるとか。






◇他の場所にあったものを現在の場所に移築したと伝えられているそうです。もとは二層の門だったものを上層部を撤去し、軒回りも小さくして現在の形になったそうです。移築されたのは室町時代後期と考えられ、創建年代は不詳ながら、組物などから鎌倉時代末期まで遡るとされているそうです。両脇間は金剛柵を正面と内側にして、上に菱欄間を付けて仁王像を設置。向かって左側の脇間には、修理の際に発見された古材に基づいて当初の組物と軒回りを復元して置いています。




(撮影:11月27日)

