岩倉具視幽棲旧宅・母屋
2018年 11月 29日

実相院からほど近いところにある岩倉具視幽棲旧宅。

以前訪問した際は、閑散とした風情だったのですが、NHKの大河ドラマ「西郷どん」で舞台となり、しかも岩倉具視役を鶴瓶さんが演じたこともあるのでしょうか、結構な数の訪問者となっておりました。
幕末から明治期の代表的な政治家である岩倉具視が、佐幕派と見なされ攘夷運動の高まりの中で一時失脚して岩倉村に隠棲、元治元年(1864)から慶応3年(1867)までの3年間、住居としたもの。この母屋に、大河ドラマのように、西郷どんはじめ、多くの勤王の志士たちが訪れたのでしょうね。
昭和7年(1932)に国の史跡に指定されています。
周囲を塀で囲まれ、居宅は茅葺の母屋と瓦葺の附属屋から成り立ちますが、岩倉具視は、元治元年に大工問藤吉の居宅(現在の附属屋)を購入し、現在の主屋と繋屋を増築としたそうな。
主屋は西側に玄関である式台を設け、玄関、床の間のある6畳の座敷と東西一列に部屋が並ぶ間取り。南側は庭になっており、縁側を設けています。座敷と隣接する次の間から望むお庭がなかなか良き風情。
附属屋は、勝手口と炊事場・台所が設けられており、その他は、居室が3室設けられています。こちらは、日当たりがあまりいいとはいえません。
主屋と附属屋の間の中庭です。
(撮影:11月18日)






