灘のけんか祭り 宵宮③東山の屋台について
2018年 10月 21日

「屋台」と聞くとお祭りで「たこ焼き」や「焼きそば」などを売っている屋台を想像しちゃいますが、播州秋祭りでは「屋台=太鼓台」と呼んでいるようです。
屋台の数は播州地方一帯で300~400あると言われているそうですが、この太鼓屋台の形状のものは、東日本ではあまり見られないもので、播州の伝統と誇りでもあり播州地方独特の文化となっています。
播州屋台の基本の大きさは、二尺八寸(約84・4cm)と言われていて、重さは屋台によって異なるものの、大きいもので約2tにもなります。これを練り子と呼ばれる人たちが担ぐのですから大変ですね。
結構大きいので、灘のけんか祭りでは、屋台の上部の露盤・擬宝珠(ぎぼし)と呼ばれるパーツを取り外さないと、境内への入口である楼門をくぐれません。

ということで、屋台本体に先立ち先ず、露盤・擬宝珠がその姿を見せ、その後で屋台が境内に登場します。また、屋台を担いで入場できないことから、ずるずると重そうに地面を滑らして境内に入ります。これもなかなか大変です。
そして、本体、露盤・擬宝珠がそろったところで、梯子に登って組立てます。




屋台の周りには、東山の色であるピンク色の鉢巻でダンジリを引いたり屋台を担いだり、ピンク色のシデのシデ棒を持った人たちが大勢います。
東山の屋台の屋根の前後には、金色に輝く瓢箪12個で円を描いている丸い千成瓢箪の紋が付けられていますが、金箔で光輝いている東山特有のこの紋やその周りの豪華な装飾は黒っぽい漆塗りの屋根に映えて非常に目立ちます。

その後、練り上げられ、拝殿前へと移動。新刊のお祓いを受けたあと、境内の周りを一周します。やはり、境内を屋台が練り歩く頃になるとだんだん盛り上がってきます。







その後、所定の場所に据えられ、先頭バッターである東山の宮入は終了。


